保育士試験合格

昨年10月の保育士筆記試験を突破していた大人の生徒さんが、12月の実技試験を無事に通過して、保育士試験の合格証が届いたとご報告くださいました。

社会人としてお仕事をしながら、筆記試験9科目、実技試験2科目を、独学で一発合格です。科目数が多いので、何度か受験しながら科目合格を積み重ねる方が多い中、全科目一発合格とは素晴らしい!おめでとうございます。

 

保育士資格を取る方法は2つあって、厚労省指定の保育士養成校(大学・短大・専門学校)で所定の単位を取る方法と、保育士試験を受験して全科目合格する方法があります。

 

養成校は2~4年間、時間とお金がかかりますが、実習などもしっかりあり、多くの場合幼稚園教諭免許も同時に取得できます。

社会人の場合、養成校の通信課程や夜間部に入学・編入する方法もあり、働きながら取得することも可能です。また、雇用保険の教育訓練給付を受けられるため、最近は社会人経験を経て、第2の人生として入学する方もいらっしゃいます。

 

保育士試験受験の場合は、現在の生活を大きく変えずにマイペースでチャレンジできるメリットがあります。

 

私は養成校でもピアノを指導していますし、養成校に通っている学生の学外での個人ピアノレッスンや、今回のように独学で受験するレッスン生のピアノ実技試験対策もしています。

それぞれの方法の良さ、大変さがありますが、資格を持っていれば働き方を選べるので(公務員、正社員、契約社員、非常勤、アルバイト等保育士としての働き方は様々です)、子育て期や定年退職後に備えてチャレンジするなど、大人になってからも可能性のある資格だと感じています。