今夏のコンクール

今年は夏のコンクールの準備をする4・5月が緊急事態宣言でオンラインレッスンしかできず、先の見通しが立たない状況だったため、コンクールが開催されるのか?準備をすすめていいのか?とかなり難しい判断になりました。

 

5月から全国各地で予選が始まるピティナは、大学生に近い年齢の部門以外は、動画で審査して、順位をつけずに講評と、実音審査と同じ質で判断した点数のみをフィードバックしてくれる「課題曲チャレンジ」で代替し、コンクールは開催されませんでした。

課題曲チャレンジに参加した生徒さんは、参加したことがとても励みになっていました。

 

ヤングアーチストピアノコンクールに参加した中学生の生徒さんは、予選からファイナルまで全てホールでの実演審査ができ、Dグループで奨励賞を受賞しました。

こちらも無観客のコンクールでしたが、挑戦することで得るものは大きかったように思います。

 

全日本学生音楽コンクールも、念のため動画提出をしたうえで無観客での実演審査になり、今後の音楽シーンでは動画というのは無視できない表現手段になるなと感じています。

 

今年コンクールに挑戦する予定だったけれど、コロナ禍で見送った生徒さんも複数いらっしゃいましたが、夏以外にもコンクールはありますし、また来年でもホールの舞台で切磋琢磨できる時を楽しみに、日々の練習を積み重ねていきましょう。